3月からのお楽しみと言えば『潮干狩り』がありますね。
潮干狩りの時期になると、全国各地の潮干狩り場が家族連れなどで賑わいます。
今回は、愛知県の潮干狩り場を紹介します。
まずは、愛知県三河地方の人気の潮干狩り場です。
三河湾に面する、一色・吉良・幡豆地区にある潮干狩り場では、3月から順次に潮干狩りが解禁されます。
春の暖かな日差しと潮の香りの中、家族や友達と潮干狩りを楽しむのも良いですね。
愛知県の西三河地方と呼ばれる、この地域ではアサリ漁も盛んに行われる事でも有名です。
そんな西三河地方で人気の潮干狩りスポットを紹介します。
東はず海岸・前島
愛知、岐阜、長野、静岡各県内のサークルKサンクスで、3月上旬(予定)より前売入場券を販売!
東はず海岸・前島潮干狩り
■料金
大人:1,600円
小学生:800円
園児:無料
団体割引:団体25名以上(大人)1人100円引き(小人は50円引き)
☆前島への渡船料(往復)は、大人 800円 子ども 400円 (乳幼児 無料)です。
☆潮干狩りデビューをするファミリー向けに、潮干狩りを実施している土曜日に潮干狩り入門教室を開催します。
※要予約、無料
■採取量
大人:1袋(4kg)まで
小学生:1袋(2kg)まで
※追加 1㎏増すごとに600円
■施設
トイレ:○ 更衣室:○ 休憩所:○ レンタル:○
■注意事項
※入漁袋の使用は、当日1回限りです。(料金を支払った証明になりますのでなくさないようにして下さい。)
※料金は、入漁袋いっぱい取らない場合でも払い戻しは致しません。
※潮干狩りに使用する「手かぎ」は、1丁100円でお貸し致します。なお、返却後に50円をお返し致します。
東はず海岸・前島
電話:0563-62-2068(東幡豆漁業協同組合)
営業時間:2016年3月11日(金)~8月6日(土)
土、日、祝日は有料 500円(普通車)
普通車:潮干狩り場受付付近駐車場 常時500円 他駐車場 無料
梶島
漁船に乗って無人島で潮干狩りをしよう!
梶島潮干狩り
料金(渡船料、税込、袋付の金額)
大人:2,300円(入漁料1,200円、渡船1,100円)
小学生:1,000円(入漁料500円、渡船500円)
園児:500円(渡船500円)
団体割引:大人30名以上1割引き
■採取量
大人:1袋まで
小学生:1袋まで
■施設
トイレ:○ 更衣室:× 休憩所:× レンタル:×
■注意事項
●渡船開始は干潮時間の2時間前より行います。
●干潮時間の2時間前迄に漁協にお着きください。
●終了時間は干潮時間の1時間後となります。なお、悪天候になった場合終了時間を早める場合があります。
●入漁券をお買い求めの際に乗船名簿に住所、氏名、年齢、性別を記入してください。
●入漁券は当日お買い求めいただき料金を支払った証明ですので大切にしてください。入漁券を紛失、流出した場合は再発行はいたしません。
●団体客30名以上(大人)は1割引です。
●日程表に記載のある日以外は実施しません。なお、悪天の場合は欠航(中止)です。ご承知下さい。
※あさり採りは手カギのみ使用可能。マンガは禁止。手カギの販売あり。
(西三河漁業協同組合吉良支所)
電話:0563-32-0224
(西三河漁業協同組合吉良支所)
営業時間:2016年3月26日(土)~5月24日(火)
駐車場:無料 500台(サンライズパーク駐車場)
一色海岸(さかな広場西)
遠浅で波も穏やか一色海岸。家族連れにもピッタリ!帰りには隣接する商業施設で海産物のお買い物も良いですね♪
一色(さかな広場西)海岸潮干狩り
■料金
大人:1,000円(中学生以上)
団体割引:大人20名以上で1割引
■採取量
大人:指定入漁袋1袋
■施設
トイレ:○ 更衣室:× 休憩所:× レンタル:×
■注意事項
※大人1名につき、別料金(+1,000円)にて指定入漁袋1袋のみ追加できます。
※小学生以下無料(大人の袋に入れること)。
※チケット、袋の紛失は保証いたしません。
※採貝の道具は、くま手のみ、マンガは使用禁止です。
※既定量採れなくても料金の払い戻しはいたしません。
電話:0563-72-8281(西三河漁業協同組合一色支所)
営業期間:2016年4月22日(金)~6月6日(月)
駐車場情報:有
西はず・鳥羽海岸
西幡豆・鳥羽海岸潮干狩り
■料金
大人:1,400円
小学生:700円
園児:無料
団体割引:大人25名以上で一人100円引き
■採取量
大人:1袋まで
小学生:1袋まで
■施設
トイレ:○ 更衣室:× 休憩所:× レンタル:×
■注意事項
※追加料金(入漁袋以外)は1kg増す毎に600円となります。
※子どもでも大人用の袋を希望の場合は1,400円となります。
※入漁袋は料金を支払った証明ですので大切にしてください。再発行は出来ません。入漁袋ですので、袋一杯取らない場合でも払い戻しは致しません。
※入漁袋は当日限りの使用となります。
※手カギの販売あります。1本300円です。
住所:〒444-0704 西尾市鳥羽町十三新田1番地117(幡豆漁業協同組合)
電話:0563-62-2176(幡豆漁業協同組合)
営業時間:2016年3月24日(木)~6月7日(火)
駐車場:無料
衣崎海岸
衣崎海岸潮干狩り
■料金
大人:1,500円
小学生:800円
団体割引:団体15名以上(大人)1人につき100円割引
■採取量
大人:1袋(8kg)まで
小学生:1袋(4kg)まで
※入漁袋の口は閉じた状態にすること
■施設
トイレ:○
■注意事項
※採取量の保証はありません。入漁袋いっぱいまで採取出来なくても、入漁料金の返金は致しません。
※当潮干狩り場では、潮干狩りに必要な道具は用意しておりませんので、ご持参ください。
※使用できる道具は、”手かぎ”のみ(マンガ、長い棒の付いた鍬、鋤れい等は使用禁止)です。
衣崎海岸
TEL/0563-72-8570(衣崎漁業協同組合)
営業時間/2016年3月8日(火)~6月23日(木)
潮干狩りを楽しむには、ある程度の準備が必要です。
潮干狩りシーズンは、気温はそれほど上がりませんが、海辺は日差しを遮るものがなく、強い紫外線の下で長時間過ごすため、日焼け予防対策が重要です。
潮干狩りシーズンは暖かい時期になりますが、潮風は案外強く体が冷えてしまう事がありますので、防寒対策も忘れずにしていきましょう。
潮干狩りに適した服装と主な持ち物をご紹介します。
帽子
日差しを防ぐには必須です。紫外線対策に日焼け止めもあったほうがベストです。
タオル
日焼け対策、防寒などいろいろ使えるので多めにあると良いでしょう。
長袖
潮風に長時間さらされていると案外冷えます。
特に子どもは濡れるとあっという間に冷えてしまうので、雨ガッパなどで防寒するのが効果的です。
着替えもあったほうが良いでしょう。
靴
長靴、地下足袋、運動靴などで岩場での転倒や貝の破片などでのケガを防止しましょう。
裸足はお勧めできません。
手カギ、熊手
ホームセンターや釣具屋、金物屋などで安価に買えます。
潮干狩場で貸出(有料)している所もあります。
バケツ、かご、ざる、網
採った貝を入れる容器として使用します。
採集後に計量したり、貝に付いた砂を洗い流したりするため、かごやざる、網などに入れておくと便利です。
持ち帰り用の入れ物(クーラーボックスなど)
アサリを海水に浸けて持って帰ることを考えると、蓋つきのものが良いでしょう。
海水をこぼしたりすることもなく、アサリが吐く海水(砂)が飛び散るのも防げます。
また、アサリは高温に弱いので、日差しも防げるクーラーボックスなどがお勧めです。
真水
ポリタンクなどに詰めて持っていくと、さっと手や足が洗えて便利です。
アウトドア用のコックのついたビニールの水入れでしたら、使った後かさばらないのでお勧めです。
ペットボトル(1.5リットル程度)
アサリの砂出し用の海水を持ち帰る容器として使用します。
アウトドア用折りたたみ椅子
足腰への負担が軽減され、長時間楽しむことができます。
軍手、ビニール手袋
砂を掘ったり、貝を拾ったりする際のケガ防止になります。
また、ビニール手袋は手の冷えを防ぎ、防寒にもなります。
ただし、ビニール手袋は、貝や石などで破れやすいため、ビニール手袋の上に軍手をする2重手袋がお勧めです。
潮干狩りに適した時間
潮干狩りはその名の通り、潮の引いた干潮時に行いますが、潮干狩りに適してる時間は干潮の2時間前と言われています。
月・太陽と地球との引力の関係で、一日に2回干潮・満潮があります(長潮の時には1日1回)。
日中の干潮時で、特に潮が大きく動く(日中に大きく潮が引く)春の潮干狩りシーズンは、大潮回りの干潮時前後を狙うのが基本です。
その時に一番大事になるのが、干潮時の潮高(ちょうこう)、つまり潮の高さです。
普段は海底2~5cmくらいの深さの中で生息しているあさりですが、大きく潮が引いて、その海底が姿をみせるので潮干狩りが可能になります。
その時に、潮の引き加減がとても大切になります。
つまり、いつも潮干狩りが出来るとは限らないんです。
4~5月のメインシーズンでも、大体15日間のみで、半月は潮が多くて適しません。
潮見表には、潮回りの時刻の右側に潮高という数字が入っています。
潮高とは、最低基準水面という船舶の安全航行のために決められた海図に掲載される水深を基準として、その水深からの高さをcmで表わしたものです。
数字の前にマイナス表示が付けば、最低基準水面よりも低くなることを意味し、そうした日の干潮時はかなり潮が引くので、潮干狩り客で場荒れしていない沖に生息する大あさりを採る絶好の潮干狩り日になるので、特にお勧めです。
アサリの砂の吐かせ方
アサリを採っても殻の中に入っている砂を吐かせないと、砂を噛んでジャリっとなってしまいます。
美味しく食べようとしている時に、砂を噛むと次に食べにくい物ですよね?(^^;
アサリが含んでいる砂を短時間に吐かせるには、あさりが生息していた処の海水で砂を吐かせるのがベストです。
そのためには、空のペットボトルを数本持参し、帰りに汲んで帰りましょう。
アサリの腐敗を防いで、しかも海水を一緒に入れても水がこぼれない釣り用などの頑丈なクーラーボックスを利用するのも、とても良い方法です。
自宅に帰ったら、錆びついた釘やシャベルなど鉄分があるものを一緒に入れておきます。
アサリが潮を吹いて周囲が濡れても良いように浴室などに置いて、やや暗くして振動を与えずにそっとしておけば、1時間くらいで簡単に砂を吐かせることができます。
アサリの殻に砂などが多少付いているので、あさり同士をごしごしと擦って洗い、付着している砂を落としてしまいましょう。
春のイベント『潮干狩り』を楽しんで、美味しく召し上がってくださいね♪
愛知県の潮干狩り場の中でも、三河地方の潮干狩りは人気スポットとして知られています。
家族や友人と潮干狩りの予定を立てる際は、愛知県西三河地方の潮干狩り場もオススメです。